「気付いたらダイエット」のススメ

ダイエットが苦手だ。でも自分の体型が嫌い。ダイエットをしよう。続かない。ダイエットが苦手だ。でも自分の体型が嫌い。評判通り?グラマラスパッツの本音の口コミと使用感をこっそりレポート!

そんな負の連鎖を続ける人生。

今の時代はSNSの発展により膨大な量の情報を簡単に得ることができるが、その便利さ故、あれもいいこれもいい、と、情報のつまみ食い状態になってしまう。まさに自分がそれだ。

得たダイエット情報をすべてこなしてていけば、さぞかし痩せるだろうが、そもそも1つのことも続かない自分のような人間には到底できるハズもない。

「ダイエットは何をやるかよりも継続することが大事」というような言葉をよく目にする。

分かっている。でも特技が「怠け」の人間には「継続」ができないのだ。

自分にダイエットを続けさせるにはどうしたらいいのか考えた。ソファに座って己と向き合いながら考えた。

考えながら自分の体を見た。ふと気付いた。「今の自分、かなり姿勢悪いな。」

座っているその姿勢は、背中は丸まり、アゴは前に出て、足は大きく開いている。そして行き場をなくしたお腹の肉がこれでもかと強調されている。どの筋肉も使われていない、究極の脱力スタイル。

これだ、と思った。体を使わずに生活していることがいけないんだ。ならば生活の中で体を使えるように工夫すればいい。生活をしながら「気付いたら」できることをすればいい。

まずは姿勢。何も考えないと猫背になってしまうが、「あ、いま姿勢悪い」と気付いたらしっかり直す。些細なことだが、姿勢を正すことで体の歪みが解消されて痩せやすくなるという記事を見たことがあった。

その後は姿勢だけでなく、料理中にお尻とお腹に力を入れる、ドライヤー中につま先立ちをする、寝る前に携帯をいじりながら仰向けに寝て壁に足を立てかけてむくみを取る、等、自分なりに「気付いた時にできる」くらいのことを取り入れていった。私はこれを「気付いたらダイエット」と名付けた。

おそらく半年以上は経過しているだろう。今も「気付いたらダイエット」は続いている。鏡を見ると以前よりも体がスッキリしてきたように思う。周りの人から「痩せた?」と言われたこともあった。

結局一番大事なのは「継続」なんだと痛感したわけだが、「気付いたら」くらいの軽い気持ちなら続けることは可能なんだと学んだ。

生活に「ダイエット」という項目を作ることが苦手な同士たちにぜひ「気付いたらダイエット」を実践してほしいと願うばかりである。