肝斑というシミを知っていますか?シミには色々ありますが、一般的によく知られているものはそばかすや老人性色素斑というものです。そばかすは顔に小さな斑点のように広がっているシミのことを言います。老人性色素斑というのは日光すなわち紫外線によってできるシミのことで、一般的にシミと認識されているのはこの老人性色素斑です。
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それに対して肝斑は30代以降に出てくる左右対称性に出てくるシミのことを言い、目の下から頬のあたりにかけてぼんやりとした色素が顔の左右対称に出てくるのが特徴です。紫外線や女性ホルモンに原因があるとされているため、前述のようなそばかすや老人性色素斑とはできる原因や特徴が大きく異なっていて、予防や治療することが難しいシミの一種とされています。
このただでさえ治りにくいとされている肝斑をさらに悪化する原因は、大別すると3つあるとされています。それは肌の摩擦、肌の乾燥、ストレスです。昨年から続くコロナ禍の中で、ほとんどの女性が日常生活においてマスクが手放せない状況が続いています。マスクは肝斑を悪化させる摩擦、乾燥、ストレスの大きな原因となってしまうため、肝斑が悪化してしまった女性が昨年から急増しています。
かく言う私もマスクを日常的に使うようになって、薄かった目の下の肝斑が、メイクでうまく隠せないほど濃い茶色になってしまいました。
マスクをしないわけにはいかないので、治療方法を調べてみたところ、他のシミのようなレーザー治療は一般的な方法ではなく、3ヶ月から半年ほどトラネキサム酸とビタミン剤を内服することである程度シミを薄くすることができるそうです。費用は保険適用外なため、約28日分で2500円から4000円ほどかかる病院が多いようです。これから夏に向けて、ますますマスクによる肝斑悪化が懸念されるため、早めの治療を始めたいと思います。