私には、子供の頃から髪の毛についての悩みがありました。
私の髪質は、太くて硬いくせ毛で、触るとどうしてもゴワゴワした印象になってしまう髪の毛だったからです。
小学生の時に、自分の髪質が良くないことに気付き、それからずっと悩んでいました。
広がりやすいくせ毛なので、いじめられていたという程ではありませんが、何度かからかわれたこともあります。
縮毛矯正がどうしてもしたかったのですが、親が許してくれなくて諦めました。
悩み過ぎて、小学生の時に埋めたタイムカプセルの中身は、当時ドラッグストアで購入したプロカリテの、ストレートになるヘアクリームです。
中学生の頃になると、ヘアアイロンをお小遣いで購入して、それを使うようになりました。
しかし、真っすぐになってもツヤがなく手触りも悪く、お世辞でもサラサラとは言えない髪の毛でした。
それまではコンプレックスの髪の毛の面積を少しでも減らすためにショートヘアにしていましたが、ロングヘアの方が重くなってくせが収まりやすいということで、髪の毛を伸ばし始めます。
高校生になると、ネットで評判の良いシャンプーなんかを買って試すようになりました。
小学生や中学生の時よりは髪質が改善されました。
高校を卒業してすぐに、美容室のお姉さんに「アナタの髪は、ヘアクリームなんかはあまり塗らない方が手触りが良いかもしれない」とアドバイスをされます。
その一言から、髪質に合ったヘアケアをするようになりました。
今まで自分の髪質をしっかりとは認めたくなくて、太くて硬くてくせ毛な髪質用のヘアケア法などは調べたことはありませんでした。
調べて、使うと髪の毛が柔らかくなるというミルボンのジェミールフランというシャンプーを使うようになりました。
ヘアマスクも、クリームも髪の毛が柔らかくなるとネットで評判の良いものです。
後は、髪を乾かした後、しっかりとブローをするように気を付け始めました。
それまでは、結局後でヘアアイロンで髪の毛を真っすぐにするのだからと、ブローはさぼっていました。
しかし、そのひと手間で髪の触り心地も抜群に良くなりました。
現在は、自分の髪質に合ったヘアケア用品を選ぶこと、ブローなどのひと手間を惜しまないように努力しています。
そのおかげで、髪が今までで一番手触りの良い状態になりました。
自分の髪質を知って勉強することと手間を掛けることは、こんなにも大事だったのだと実感しています。